GNU Social JP管理人に対する非難声明

 声明

https://web.archive.org/web/20230212074625/https://web.gnusocial.jp/post/2023/02/12/5284/

上記の記事において、GNU Social JP管理人がmstdn.maud.io管理人ないし登録者に対して行った、恐喝、誹謗中傷、ないし事実を歪曲した記述について、私giraffe_beerは強く非難するとともに、即時の撤回を要求します。

このような下劣な記事を掲載して他者を抑圧することは決して許されるものではなく、サイバースペース上の安全性、ひいてはFediverseや自由ソフトウェアコミュニティ全体の評判を損なうものです。

この声明は私個人の判断において私の所有するWebサイト上で発出されるものであり、mstdn.maud.io管理人の要請や圧力などによって行われるものではなく、また私がそれらを受けた事実も一切ないことをここに宣言します。



概要:恐喝までの経緯について

……といってもFediverse(マストドンやミスキーが相互通信しているサイバー空間のことです)外の人とか、リアルタイムでこの問題を追っていない人にはなんのこっちゃわからんと思うので、かいつまんで説明します。

Fediの仕組み解説を始めるのも脱線しすぎるので、とりあえず「GNU Social JPとmstdn.maud.ioはどちらもSNSサーバであり、相互に投稿をやり取りしたり遮断したりできる」と覚えておいてください。

GNU Social JP管理人である妹尾 賢氏は3年ほど前から、mstdn.maud.ioに対する誹謗中傷を続けています。

具体的にはmstdn.maud.io管理人であるhota氏に言いがかりをつけて粘着する、「maud.ioにはロリコンがいそう」等登録者全員に対する偏見に満ちたレッテル貼りを行う等の一方的かつ長期にわたるものであり、迷惑に感じたhota氏はGNU Social JPのドメインブロックを行いました。

ドメインブロックはFediverse上で一般的かつ日常的に行われる措置で、サーバ同士の疎通を停止するものです。ほとんどのサーバに機能として実装されており、相手サーバから頻繁にスパムが届く、違法なコンテンツ(国によって定義が違うのでたいへん難しいところです)が投稿されている、などの際に行われます。

私はこの措置はたいへん妥当であると考えます。

というのも、GNU Social JPは妹尾 賢氏によって運営される個人サイトです。Fediverse上で他サーバと疎通する際には、相手サーバが信用に足る人間(または組織)によってきちんと運営されていることが重要となります。

妹尾 賢氏は自身の悪質な言動によって、その信用をみずから破壊したわけですから、サーバがきちんと運営されていないのではないか、相手サーバにデータを渡せば悪用されるのではないかと疑われ、疎通を遮断されるのは至極当然のことです。



概要:恐喝について

本題です。

妹尾 賢氏は2023年2月12日に上記の記事を発表し、その中でドメインブロックは差別であるという驚天動地の理屈をこね回しました。

いわく憲法14条と憲法21条に違反しているそうです。なんじゃそりゃ?

そもそも憲法とは国家の立法を制限するものです。mstdn.maud.ioは国家機関ではありませんし、hota氏は国会議員でもなく、ドメインブロックは国策として行われていません。

この時点で妹尾 賢氏が法律に関する基礎的な知識を持ち合わせていないことは明らかですが、話は続きます。

妹尾 賢氏は当該記事中でこう綴っています。


”ドメインブロック解除またはクローズド化の要請が2023年2月末までにされない場合、提訴を検討(原文ママ)”

”裁判まで発展するならば、ドメインブロック解除・クローズド化の要請に加え、gnusocial.jpへのドメインブロック禁止の誓約、差別による精神的苦痛への慰謝料も請求します(原文ママ)”


これは恐喝です。

ひとたび裁判を起こされれば、たとえ無罪となったとしても、被告となるhota氏には弁護士の雇用、反論や証拠の提出、裁判所への出頭等非常な金銭的・精神的負荷がかかることは想像に難くないでしょう。

妹尾 賢氏はそのような負担をお前に一方的に押しつけてやる、あわよくばカネまで奪ってやる、嫌ならこちらの言うことを聞けよと脅しつけているわけです。

これは恐喝にほかなりません。

また、この文章自体が刑法上の脅迫罪(刑法222条)にあたる可能性もあります。そもそもドメインブロックという行為がなんの違法性もない以上、それを訴訟しようとするのは権利の濫用です。


あらためて、私giraffe_beer個人は、妹尾 賢氏による当該記事の発表を強く批判するとともに、即時の撤回を求めるものであります。

このような高圧的な文章で他者に脅しをかけ、畏怖させ、相手の行動を思いのままに操ろうとする行為は、まったく卑劣であり、社会道義的に決して許されるものではありません。

妹尾 賢氏の行動は、分散SNS上には平気で恐喝を行う恐ろしいサーバ管理者がいるという印象をインターネット全体に与え、Fediverse全体の評判を損なうとともに、心理的安全性を低下させ、言論や行動の自由を奪うものです。

分散SNSのいちユーザとして、インターネット利用者として、また良識ある日本国民個人として、私は妹尾 賢氏を最も強い言葉で非難します。

コメント

  1. この要請には根本的に誤った内容が含まれており、そもそも根本的に的外れです。今回の声明に対する返答を にしています。
    記事公開直後にコメントしようかと思いましたが、外部アカウントが必要なのが嫌で、躊躇していました。が、未だに参照されているようなので、コメントすることにしました。

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    1. URLを山括弧で囲むと消えてしまったので [https://web.gnusocial.jp/post/2023/02/12/5284/#comment-340] で角括弧で囲んで再掲します。

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